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奥州斎川名産「孫太郎虫」勝手に復活プロジェクト #1
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    このブログは取材や新たな知見により

    記事の内容が変わる、追加される場合がございます。

    予めご理解、ご了承願います。

     

    できるだけお金を掛けないで楽しいことをする為に

    このプロジェクトを立ち上げました。

    そう言えば昔、虫ゼリー数種類味見したこともあった

     

    昆虫好きなら知ってる・見たことある・採ったことあると思いますが、

    孫太郎虫=ヘビトンボの幼虫です。

    渓流釣りの方にもメジャーな存在のはず。

     

    実は弊社から奥州斎川(宮城県白石市)までクルマで30分位で行けるのです。

    国道4号線を通って仙台に行くときは「孫太郎虫」の看板も昔から見ていました。

    (余談:郡山方面だと「カンニャボ」、会津方面だと「タンスに魚」という看板がある)

     

    以前、探偵ナイトスクープでも取り上げられたことがありました。

     


    【探偵!ナイトスクープ】孫太郎虫を食べたい(探偵:長原 成樹...

     

    本物の孫太郎虫?は干した物を煎じて飲んだり、イナゴのように甘露煮にするので

    テレビ的演出でしょうけど、こんな食べ方では見た目も味も一般人には絶対無理。

     

    ネットにも情報は転がっているが、取り敢えず電話で当たってみる。

    電話が繋がった元販売店では孫太郎虫を商っていた方は30年以上前に

    亡くなっていて資料や道具などももうないということ・・・残念

     

    市役所などにも問い合わせて情報が得られそうな場所をゲット。

     

    取り敢えず国道沿いから見られる看板の所に行ってみよう!

     

     

     

    ここは食堂だったのですが、もう営業してないみたい。

    (2017年2月末)

    奥を見ると孫太郎虫の模型が飾ってありました。

     

     

     

    1990年台はバナナボートくらいの大きさの模型があった気がしましたが

    今はもう無いようです。

     

     

    次は孫太郎虫の情報を求める人には定番の甲冑堂の資料館です。

    ちなみに資料館を観る(解説付)には300円必要。

    申込みは社務所へ。

     

    奥さんに鍵を開けてもらうと昔の文献から再現した孫太郎虫売りの人形がお出迎え。

    デーン!

     

     

    桃色の法被に黄色い旗がトレードマークだったそう。

    右は孫太郎虫を採る人形。

     

     

    素材、印刷から想像するに昭和後期のパッケージかな。

     

     

    さらに前のパッケージ。木版印刷です。

    趣がありますね〜

    残念ながら中身はもう入ってない。

     

     

    商標登録?販売許可証?みたいなものでしょうか。

    「山五奥州斎川特産」が商標かな〜。

     

    孫太郎虫は主に子供の「疳(かん)の虫」に効くとされていましたが

    これを見ると「かん」って色々あるようですね。初めて知りました。

    調べたら小児五疳っていうらしい。

     

    かんかんの虫(肝(臓)疳の虫)

    しんかんの虫(心(臓)疳の虫)

    ひかんの虫(脾(臓)疳の虫)

    じんかんの虫(腎(臓)疳の虫)

    はいかんの虫(肺(臓)疳の虫)

     

    絵から全く想像できない・・・(汗)

    変体仮名も読みづらい。

     

    復活プロジェクトというから作り方ももちろん聞きました。

    残っていた材料や道具で疑問も解決し、まぁ作れるでしょう。

    孫太郎虫ももちろん採集できますしね。(後ほど採集あり)

     

    東北の寒村では想像も出来ないほどの一大産業だったようで、

    面白い話もたくさん聞けました。

     

    子供も捕まえて一串(5頭刺)持っていくと、飴玉一個に交換できた。

     

    地元だけでは需要を賄えず他の地域にも泊りがけで採りに行ってっていた人も。

    ※斎川という川もありますが、正確には斎川地区の河川のことです

     

    斎川ブランドを守るため?アサリのような?産地偽装を行っていた。

    遠くに出かける時には徳利に斎川の水を入れて持っていく。

    他の地域で捕まえた孫太郎虫をその水に一晩程入れ

    斎川の水に浸かったということで斎川ブランドを名乗っているものもあった。

     

    遠くに出かけた時に集めたものは現地で下ごしらえされ郵送。

    その後、地元で最終加工される。

     

     

    漆塗りと金で書かれた立派な回転看板。

    京都麩屋町四条上ル所と書いてあるのですが、

    調べてもなにもわからなかったそうです。

     

    産地偽装の件もあるからちょっと盛ってる?

    まぁ、孫太郎虫の名前の由来に京都も関係があるんだけど

    そういうのにちなんで書いたのかなぁ。

    情報が皆無なので想像するしかないのですが・・・

     

    で、昭和30年頃から薬事法の関係と高度経済成長で栄養のある食事を

    取れるようになり徐々に規模を縮小、平成に入る頃にはもう風前の灯火に。

    現在は現役の方もおらず、産業としてはすでに過去のものになっています。

     

    近年は「昆虫食」がマスコミに取り上げられる事が多いですが、

    個人的には奇異の目にさらされてるようであまり好みません。

     

    私は文化的、産業歴史的に楽しみ、そして虫を生業にしている立場から

    1串だけでもいいので復活させてみようとおもいます。

     

    次回は斎川での孫太郎虫採りです。

    お楽しみに!

    posted by: insectech | コラム・エッセイ | 02:35 | comments(0) | - |
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